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『酔いどれに 乗れそに見える 花いかだ』 写真は神宮の森の芝広場の桜だが、桜の季節になると思い起こすことがあり、 それが胸を締め付けるのです。 テレビのプロデューサーから、『NHKで桜街道というこんな番組をやっていたよ、 よかったよ、感動したヨ、どう思う?』の問いに、「行ってみたい」と応える私、 『じゃぁ、行ってくれる?、番組で歩いてよ』と。 タレントのフォロー役で名古屋城から金沢駅まで歩くことになった。 その道は名金バスの路線で、佐藤良二さんと言いう方はそのバスの車掌さん、 『太平洋と日本海を万里の長城のように桜並木でつなげるんだ』と、苗木のお金も 休みもすべてこの桜に注ぎ込んだそうだ。 スタート地点の名古屋城の桜は満開。美並と言う所では「軒並み美しい人ばかり」と 言うことことかね、「美しさも並とも言えるけどね」一緒のタレントには受けた。 笑いを混ぜて疲れを癒し、白鳥町へ。 タレントが替わって、私も代わりたい程に疲れていた時「話を聞いて飛んで来ました」。 聞けば良二さんの実のお姉さんとのことで『弟は人の集まる所では桜並木の話しばかり、 結婚式や葬式でも…」。すると「また始まった、食うこともろくにできないくせに、 奥さん泣かせて」と。回りに相手にされなくなっても種を育て、植える所の地主さんを 捜しお願いして植え、私とバスの運転手で友だちの名字が同じ佐藤さんという方と、苗 木に絡むツルなどを取り除いて歩いた、それでも枯れるモノもあった」といっしょに 速足で歩きながら話してくれました。 その種は"荘川桜"と呼ばれ、ダムに沈む村のお寺の境内から移植したモノで、その木が 新しく芽を吹くのを良二は毎日毎日、心配しながら待って、芽を見た時は本当に喜んで いましたが、46才で逝ってしまった」くやしそうに涙をぬぐいながら…。 「こうしてテレビが来てくれて良二も喜んでいると思います」と。 私は金沢の兼六園に着いた時、このお姉さんの言葉を思い出して、涙が出て困りました。 まだ、ゴールじゃないし、歩きのメインはタレントだからです。 カメラクルーに気づかれないように上を向いて歩きましたがあまりにこらえていたため 思わず嗚咽してしまいました。 佐藤さんの桜は今年も元気にたくさん咲いているようで「良かった」としたいのですが、 桜には悲しい話が多いですね。 この岐阜に残る桜の木にまつわる結ばれなかった悲しい恋の話も聞きました。 だから、みんないろんなことを忘れるように飲んで騒ぐんでしょうか…。 北信濃の花の季節が始まりました。お出掛けください。 目須田
by mesuda60
| 2013-04-17 11:18
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