「ツル伸ばす ゴウヤの花は どんなかな」
"ゴウヤ"は本州でも、すっかり定着し、沖縄料理の店では一年中"ゴウヤチャンプルー"が食べられる。
"ゴウヤ"は夏の季語になっただろうか?。
今年は、特に節電をテーマにテレビや雑誌で"緑のカーテン"と、もてはやされ人気が出過ぎて食べる前に、苗の不足あるいは高騰とか。
食べると言えば、信州での春の楽しみに山野草料理がある。
水の加工品のような野菜に比べるとなんとも力強い自然の草花である。
フキノトウに始まる春の野草。
その中でも湿地や川の付近にある"ギョウジャニンニク"の葉っぱや、森や草原などにある"コバノギボウシ"だが、そうそう勝手に採取できないので庭のモノにする。
"ギボウシ"は葉柄の柔らかい内にザクッと切り取り、汚れを洗い流す程度にお湯を通して、3cm程度に切っていただく。
混ぜる相手は「ツナやハム、ソーセージにマヨネーズ」がオーソドクスと思うが、酒のつまみとなると少し工夫?が欲しい。
少〜しだけ塩抜きした塩イカ(海の無い信州では、故あって昔から大切なご馳走だった)を裂いて混ぜる、コショウとレモン汁を振りかけて、出来上がり。(カンタン!)
他に、塩昆布の細切りと混ぜても美味しい。
昆布とギボウシのヌルメがミソ。東京では"ウルイ"として売っていたのにはビックリした。昭和50年代(1975年頃)のこと。
今年は東京に株分けして持って来た。昨日、蕾が立ち上がっていた。紫色の花の咲くのを楽しもう。
「夏が来る!節電して乗りきろう!!」
今日のニュースで『原発を全部停止したら、一ケ月1,000円の値上がりとなる』と発表とのこと。
それで命が守れるなら…、安心が買えるのなら全く問題ないと思っている。
もっと節電して半分にだってしてみせる。
大震災前にまんま戻したいなんて考えなければ、もっと素敵に自然と共生できる。「どうでしょうか?」 MESUDA