大晦日、30日に引き続き残留孤児のドラマ"遥かなる絆"を観た。
エンディングで、原作者役の鈴木杏が「自分は父の子に生まれたことを誇りにお思う」と。どうしても見たかったと言う父親に連れられて来た、父親の故郷での言葉。そこは、養母をひとり置いて日本に帰った小雪舞う中国の・牡丹江。「お父さんの事が少し解ったと思う」とも。
自分はどうだろう、父や母に言えただろうか?既に遅し、私のふた親は他界してしまった。
この残留孤児の史実、「いつか自分が子供を持った時、あってはならない戦争とともに伝えて行きたい」と結んでいる。
今年は日米安保締結から50年目。敗戦後、ずっとアメリカモデルで来た我が国もやっと『チェンジ』の時期である。改めて一人一人ができることを精一杯やる時だと思った。 目